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2016.08.26 Friday
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    2013.10.22 Tuesday
    優しいサヨクのための嬉遊曲
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      優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
      優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
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      おすすめ平均 star
      star著者曰く「青春小説を装ったポルノ小説」
      star青春のあるべき姿
      starまさに「先駆けた」小説

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      学生運動をメルヘンチックにかいていてよくわからない。

      他のゲバルト棒を振り回す学生運動もの、69(村上龍)とか、宮崎学、狐目の男とは全然違います。

      ソフトポルノになってしまっていて、運動に飽きてエロに傾倒していき、チカンをやったり、男娼になったり、少女とつきあったり。


      恒例のデビュー作ということで、文章のうまさと批評性をPRするものになっています。

      が、批評性の部分がよくわかりません。

      今から見ると学生たちが学生運動をしているうえに変態ぞろいで弱り目に祟り目です。


      学生運動の本質や当時の気分などが、後世の私たちには良くわからないので、この本が現在どのように読まれているかはよくわかりません。

      私は島田先生のネタだと思ったのですが、アマゾン感想ランだとストレートにヒネリなしで男性陣にウケているので衝撃です。ロリコンを描くと、ナボコフのロリータとか、カリスマになります。内省とか自己批判が文学と相性ヨシか。

      してみるとこれは少女趣味×ポルノという相対する正反対の視点の融合なのか?川端康成のようなものでしょうか。何かリボンの大きなお友達っていう感じでした。

      サヨクとはなんだったのかとか、全共闘の軌跡みたいな、学生運動のルポとは全然違います。追い求めた理想は何だったのか、とか、そういうのではありません。

      少女漫画化するとか、下妻物語みたいなノリで、ピンクハウスとか蜷川実花とかで映画化しそうか、しないか。

      | novel00 | ポストモダン | 22:47 | comments(0) | - | - |
      2013.06.11 Tuesday
      文芸漫談―笑うブンガク入門
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        文芸漫談―笑うブンガク入門
        文芸漫談―笑うブンガク入門
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        おすすめ平均 star
        star生きる勇気がもりもり湧いてくる(笑い)
        starま、漫談…ん

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        こういうタイトルで手に取った人なら良さそうです。ハイレベルです。ハイブロウな対談とか、自分で言いますが。とりあえず、世界の中心で愛を叫ぶとか、そういうのは違う派閥です。

        飛行機に遅れそうになって、この飛行機は落ちる、と思うことにして、でも間に合ってしまって、落ちる飛行機に乗るハメになったとか、そういうのがアイロニーなんだとか。アイロニーはキツイものもあるが、そこで幽体離脱して薄笑いしながら見るという、メタな態度がアイロニーを救うそうです。

        あとがきによると、今は読みたい人より書き手になりたい人が多いそうです。それだと、書籍市場は大混乱かもしれません。読み手と書き手の境界線上というか、その辺を漂っている人には面白いと思います。

        夏目漱石の漢語は異化効果で、最近だと英単語いれたり、1990年代の女子高生のアウトオブガンチューとか、変な造語みたいなものに相当するのでしょうか。

        小説の書き出しで、春はあけぼのとか、祇園精舎の鐘の音みたいな、過去の名作からとってきて置くと、イマジネーションが広がっていいとか。でも、石井は、とか書いちゃうと、誰だこいつ、みたいになって、筆が止まってしまうとか。


        綿谷りさとかは19世紀なんだとか、思想、批評系の読み方です。そうすると、芥川賞はドラマと、批評系が混ざっているのか。金原ひとみなんか、蛇にピアスする話だろ、読んでないよとか、ひどい扱いです。

        感動もの、恋愛ものとか父子ものとかは、終わりを想像させる儚さとか、相手が死なないと成り立たない、とか、元も子もないツッコミがされます。で、日本の感動ブームの行く末には、ファシズムが完成してるだろうとか。いわれてみると日本文学なんか感動とは程遠いところから始まったのに、感動というのはどこから流入したのか、大衆小説とかテレビか。

        ファシズムになったらみんな何を書くのか。そしてこのタイプの人たちは戦中は何をかいていたのか。

        抽象的なものなのでおとがめなしか。アイロニーなどのわかる、通の人にオススメです。安い感動より貴重な批判を!

         

        | novel00 | ポストモダン | 22:33 | comments(0) | - | - |
        2013.02.27 Wednesday
        アサッテの人
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          アサッテの人 (講談社文庫)
          アサッテの人 (講談社文庫) 諏訪 哲史

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          ポエム、文体フェチの人にオススメです。

          アマゾンにはポストモダン、ポストモダンもういい、などと書かれていますが、

          ソツなくネタなどが挿入されて陳腐というかんじはしなかったです。文学の可能性などを追求している人にはたしかに陳腐ですが。

          ポストモダンというのは、何気なく自由に使っているつもりの言葉も行動も、実は支配者によってつくられたり習慣で決まっていたりするので、私たちは自由ではないよ、ということを証明したフランス発祥の学問群らしく、当小説には、そういう日常の秩序からいかに逸脱するかに心を砕いている人がでてきます。

          主人公の叔父はマイワードをつくります。で会話に混ぜたりして、人を困らせるという性癖があります。

          それも流行語とかじゃなくて、流行したらオシマイということで、ポンパ、チリハッパ、タポンテュー、ホエミャウとか、とにかく無意味です。

          夢を信じて、ピュアなハート、など、アイドル歌謡は陳腐きわまりない、書いてる先から筆先が腐っていくようであるなどと書いてあります。

          突然無意味な言葉を叫ぶことで既存の世界から離れてみる、社会性を失ってみる、みたいなことが書いてあります。似たような人として、誰もいないエレベーターの中で脱ぐ男というのもバリエーションであるようです。

          無くなった妻の日記を開くと、そうやって発狂していく夫にたいして対策を取ろうと、発音と使用例などがメモしてあり、

          ポンパ、チリハッパ、タポンテュー、ホエミャウがあり、ススススス(スリ足で近寄ってくる)タポンテュー、というように発音してくる、正確な発音はhrエ?ミャウ、など、細かくメモがしてある。


          現実って何ギギギギギとか一人称ではない。

          チェコ語やタミル語の教科書から語感の気にいったものを収拾していますが、でも新しい造語を一度発音してしまうと、それは陳腐になってしまいキリがない、とか泥沼にはまっていく。

          近所の子供にはヘンタイポンパなどと呼ばれるようになります。最後は失踪です。

          辞書に載ってる言葉をつかうのは支配を受け入れることなのか。

          そう考えると、空気吸うのだって支配を受け入れることかもしれないし、キリがないですが。

          空気はフリーダムか。

          自分自書と独立王国とか作って国民募集するしかありません。

           

          | novel00 | ポストモダン | 22:54 | comments(0) | - | - |
          2012.06.05 Tuesday
          EV.Caf´e(イーヴィー・カフェ)―超進化論
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            EV.Caf´e(イーヴィー・カフェ)―超進化論 (講談社文庫)






             

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            おすすめ平均 star
            star1985?1986の鼎談集です。
            star道化役の村上龍の採算
            star学ぶ事は多い。

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            EV.Caf´e(イーヴィー・カフェ)―超進化論 というタイトルに脱力するか興奮するか。
            80年代の最先端のトークです。あなたの感性を試したい。

            コレをよんでどういう印象をうけるか、ハマってしまうか全くついていけないか、懐かしさに涙あふるるか世代によりそうです。

            小説をかくのと、講演会に呼ばれるのでは、どっちが割りがいいか、とか、ヒットするメロディのパターンは300年くらいで変わる。

            坂本隆一が今の若い人が結局演歌(Jポップ)が好きなのに憤っているとか。



            ニューアカデミズムというのがありましたが、それとはまた別の系統なのかもしれませんが、不肖にして詳しいことが分かりません。

            1980年代風で、デリタとか、流行ってるものが違うし、今対談してたら、話題は全然違うんだろうけど、吉本隆明、河合雅雄、浅田彰、柄谷行人、蓮実重彦、山口昌男、など、学問の大家を読んで対談しています。


            目次をみると、テクノロジーと一神教とか、近未来のユダヤ教と天皇制とか、エレクトロゲリラによる情報の乱、とか。今ならまずそういうタイトルはつけないというナゾの語感のものが並んでいるけど。
            一応輸入ものではなくて、日本オリジナルのものを作れた人が呼ばれているというか。その辺は今読んでもたのしいです。

            それでバブル期なので、すごく最先端っぽくフューチャーしてあります。

            坂本龍一も村上龍も90年代以降は深刻になって「日本で希望をみつけるにはどうしたらいいか」とか「ロハス」みたいなことをいっているのに、当時は全然違うのがほほえましいというか、若気の至りというか。

            時代の影響というのは大きいのか。というか、2人とも時代と寝てきた寵児ということかもしれません。



            00年代以降はなんか村上春樹や日本人学者のノーベル賞とかでもりあがっていますが、当時はノーベル賞すらスルー?ポストモダンブームに呼応してジャパンアズナンバーワンで日本の学問の園がフランスのように世界をけん引する核の1つになりえるという熱のようなものがあったようですが。といってもべつに翻訳されるでもなく、ジャパンマネーの流れ先として消費されてしまったようだが。
             

            | novel00 | ポストモダン | 22:29 | comments(0) | - | - |