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    2013.12.02 Monday
    現代口語狂室―ロラン・バルト風味
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      現代口語狂室―ロラン・バルト風味
      現代口語狂室―ロラン・バルト風味 渡部 直己

      河出書房新社 1984-12
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      日本で特徴のある人のしゃべりを、批評家が分析しつつまねしまくっている本で、かっこいいです。2chのコピペも真っ青です。ああいうの好きな人にはたまらないと思います。

      例:矢沢栄吉

      「ワーとやってグレート、グレート、ハッピーになって、あとはフツーのしあわせな気分でワインを飲んでる、オレは、自分が人間だと思いたい」。
      「でもね、でもね、アメリカ、いいところばかりじゃない、ちょっとアメリカにかぶれてグレート、グレートっていうのはウソです、人間平等です。何がいいたいかっていうと、アメリカにもシットな部分、クソな部分たくさんあります。いやというほどみました」。

      目次を抜粋すると、
      田中角栄=挑発する権力の裸体
      戸塚宏=海洋教祖の挑戦BY矢沢栄吉
      中畑清=バットをふる「即時」存在
      BY丸谷才一
      西川ノリオ
      三浦和義=権利としてのウソと盗作
      とか。


      履歴書がのってて、子供のころ百人一首や天声人語を諳んじて、脳検査にいって神童バッジをもらったとかいてあります。おめでとうございます。
      「反響いいですね、悪口ばかりで。悪口、健康にいいみたいですよ。誰かさんを意識しすぎとか。アホかと思う。意識、サイコー」。

      英語圏でいうとブッシュやオバマの物まねはあるのでしょうか、多くの出自を持つ国民たちの、英語のナマリが多いのでタブーなのでしょうか。日本は物まねはイマイチ流行らなくなりましたか。

      古館のインタビューが引用されています。
      「いま、スタジオボイスのスタッフがどうどうと入場してまいりました。おうっと、すでに手に狂気を携えております。まさしく現代科学の粋を集めた、カメラという凶器でわたくしを照射しにまいりました。
      かわってこちら、いま、もっとも過激な男女の集いといわれる、学生追い出しコンパの実況中継です。おっまだ20歳前の男性と女性が何やら耳打ちをしております。さあ、このまま明るい男女交際から、いっきに意表をついて寝技に持ち込みたいところです」。
      で、彼がパクリをすると、こうなります。
      「実際古館を聴くことは、倒錯した愛をむさぼることとよく似ている。慣れ合いすぎた肌からふと身をそらし、ほの暗いベットランプの鎖を見つめる一瞬の、あの途方もない逸脱の予感。
      いつものように軽く片膝を立てた大腿の付け根をそよがせ、小豆色の乳首をこわばらせながら目を閉じ、いつもの訪れを待つ女をみやりながら、いつものようには果てがたいと思いなす一瞬の、何か途方もない逸脱の予感とあまりに酷似しているのだ」

      そういうトークの鬼才を、物書きの鬼才がパクる、という企画というか。才能、素晴らしいです。

      最近では高橋源一郎が、危険すぎる俺の黒ニットとか、オラオラ系のファッション雑誌にハマっているとか、そういうジャンルでしょうか。

      独自の語りをする人が有名人ではいなくなったのでしょうか。
      AKB48とかもこういうおもしろいキャラがいればいいのに、と思いますが。してみると、昔の人が独自の語りを持っている原因は何なんだろう。


      読書感想文は、上に載っている人物像を、検索して見つけて、それを文体模写してまとめるとか、ハードル高そうな感じです。で、国語にそんな小手先の技術はいりませんとか書かれたりして踏んだり蹴ったり。いや言語学とか詩学とか音声学とかからの分析とかを入れれば?疎いのでよくわかりませんが。キミも神童バッジをもらおう。

       

      | novel00 | ポエム | 22:20 | comments(0) | - | - |
      2013.04.30 Tuesday
      詩とことば (ことばのために)
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        詩とことば (ことばのために)
        詩とことば (ことばのために) 荒川 洋治

        岩波書店 2004-12-16
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        詩。って相当なんか近寄りがたいですが、
        これは素人向けにかっこいいものばかりを紹介してあり、良いと思います。

        贈答用にもと思うんだけど、
        装丁があまりオシャレではないのが惜しいですがアンソロジーなので仕方がないか。

        レストランのメニューなんかにある
        ライチに似た
        甘酸っぱさ
        シャリっと
        シャーベット状で。
        これは文章を行わけしただけ。
        「みつお」などがそうだが、他愛がないので受け入れられやすい、
        本当の詩だと鋭い視点とかが入っているのでギョっとされるところがあり、あまりウケはよくないんだとか。


        井上陽水が歌ってる
        からたちの花が咲いたよ
        白い白い花が咲いたよ
        からたちのそばで泣いたよ
        みんなみんなやさしかったよ

        シュールなものが多い

        戦前の満州の洞窟にしたいが転がっている(高見順短編集

        (問)この男は何で死んだんだろう
        (一)腹が減ったのさ。
        (二)モヒが切れたのさ。
        (三)寒さのため凍え死んだのさ。
        (四)病気さ。
        (五)老衰さ。
        (問)この死体は何故裸になっているのだろう。
        (一)死人に着物は必要ない。
        (二)誰かに取られたのさ。
        (三)モヒを買うために着物を売ったのさ。だから自分で裸になったんだ。

        | novel00 | ポエム | 21:06 | comments(0) | - | - |
        2013.03.02 Saturday
        ことばの見本帖 (ことばのために 別冊)
        0
          ことばの見本帖 (ことばのために 別冊)
          ことばの見本帖 (ことばのために 別冊) 荒川 洋治 関川 夏央 高橋 源一郎 平田 オリザ 加藤 典洋

          岩波書店 2009-07-30
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          アンソロジーが3編と、批評が2本。

          日本語という表現ジャンルで今何をしているのか知りたい人にもオススメか。


          引用がたくさんあるので、ブックガイドにも箴言集にも使えてお買い得っぽいです。

          荒川洋治の1章は日本の詩がたくさんのってて、目にする機会がない人には新鮮です。
          一羽
          ー一羽
          ーー一羽
          ーー翻転
          ー側走
          旋回
          とか、意外と破天荒です。




          3章は高橋源一郎で「次の1000年のための文学」とか書いてあって、


          なんか
          アタシ
          彼氏いたんだけど
          飽きた
          みたいな
          (KIKI
          とか、そういう最近の小説で特殊な文体のものを中心に、ダイジェストで2ページ文くらい引用と解説があります。
          一方、ボケ老人文学(古井由之)というのもあるとか。若者から老人までを網羅。


          4章は加藤典洋で映画のゴジラシリーズを「戦後社会の戦争の死者の扱い方」の変遷と読む批評。

          5章は平田オリザで、演劇の台本でセリフまわしの凝っているものを中心に紹介している。

          別の話ですけど、もう、31時間以上それからたって、実際に戦争が始まってからの話になるんですけど、ユッキーっていう女の人で、その人は3月20日の、あのー、イラク戦争がはじまったのが20日なんですけど、でも20日なのは、日本の時間だとはじまったのはアメリカの時間の3月20日なので、日本時間だと21日なんですけど、私ちょうど下北行く用事がって、井の頭の改札の少し手前の、渋谷の駅のところにいたんですけど、どのとき、なんか駅からビルのガラス張りのところの、一番おっきいツタヤとかの交差点のところが見えるところがあるじゃないですか、あそこから、あれ、なんかすごい盛り上がってる音が聞こえてきて、何かなっていう音が、聞こえて、そしたらデモだったんですけど、わたし、そこから見ただけなんですけど
          (岡田利規「最後の3日間」
          その他、つかこうへい、別役実、唐十郎、三島由紀夫、木下順二、どれも特徴があって、芝居を文字にしたものもおもしろく、市販されていないので意外な発見がありそうです。

          | novel00 | ポエム | 22:02 | comments(0) | - | - |