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    2013.06.14 Friday
    すらすら読める方丈記
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      すらすら読める方丈記 (講談社文庫)
      すらすら読める方丈記 (講談社文庫) 中野 孝次

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      昔の人が、地震で崩れたら、生きているのが虚しいというほど、何かを積み上げていたかというと、あやしいものですが。まあ都会の家が壊れたりするのか。

      ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人のすまひは、世々経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。また知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。あるいは露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。あるいは花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕べを待つことなし。

      中世人を気取るとして、ボロ布纏って被災地を徘徊してもアホにしか見えないし、昔の本でも開いてみるしかない。

      無気力になったり鬱になったりする人もいたと思いますが、これだけの記録を残しているということは、やはり当時の人の無常観というか、何か思想が影響していたのか。

      震災復興への提言とかが全くないのがふっきれています。

      当時の人は無為無策だったようです。

      土木技術とかなくて、瓦礫を撤去するブルドーザーもなくて、無力感はひとしおです。かといって、崩れ落ちる高速道路や、足元からパックリ割れるコンクリート舗装もないので、大した被害はないようですが。

      災害はある人には襲い掛かり、ある人は見逃し、そこに選定基準はありません。あるのは運のみです。

      読書感想文向けには、コレは(珍しく)かなりの推薦図書だと思う。
      薄いし字間もあいている。

      震災はビックなアレなどといわれていて、

      誰でも10分はスピーチができるか?

      逆か。
      震災は難しいテーマか。
      大人でも「放射能が移る」とか「東電株下がれ」とか失言しまくり。

      何を書いても「子供だからしかたない、子供なりに真面目に考えている」と採点が甘くなるだろうか。

      先生が原発推進派なのか反対派なのかを下調べする必要があるか?とかこれにかぎらないですが、学校の先生は幅のある感想文をどう評価するのかけっこうナゾだったりしますか。

      そこは懐の深さが一般人とは比較にならないのか。
      たとえば震災とか人の死にあまり動揺しない子供は、ひとでなしともいえるけど、検死官とかに向いてるのかもしれない、とか。

      | novel00 | 日本文学史 | 23:11 | comments(0) | - | - |
      2012.08.02 Thursday
      聖水
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        芥川賞のシニア部門。
        死に際さえ思い通りにいかないというにんともかんともな話のためシニアの方も読めば鬱になること請け合いか。

        どこかの田舎に湧水があって、それを取ってきてあやしいビジネスをやっている、病気が治るとか。カモがたくさんあつまってきて、儲かっています。そこに地史の隠れキリシタンがどうのが混ざります。
        主人公の父親は、そういう水とかにハマっていて、その水を毎日飲んでいるんだけど、主人公はそれが詐欺ではないかと忸怩たる思いです。しかし父親は、自分のやってた事業で、株の買い取りとかで乗っ取りにあい、最後に裏切られて、「ウオオー」とか叫び続けて死ぬ。
        日頃「死ぬときさえ幸せなら、あとはどうでもいい」とか思っていた人なのに、死ぬ直前に裏切りを知らされて、悲嘆に暮れて煩悶の中で死ぬ。

        そのときにあやしい宗教団体が合唱を始めて、嫌っていた宗教とか水とかに救われたみたいなオチになりかねず、いや救われてないよとか、勝手に売りつけてきたんだろうとか、いいたいだろうけどもう本人は死んでいるので今更だとか。水は乗っ取りとは無関係なのでご利益があるとも縁起が悪いともいえずどうしようもありません。

        死に際が思い通りにならないというのは、聖書でいうとどの逸話にあたるのかはよくわかりません。

        アマゾンに原爆とかキリシタンとかもういいよというコメントがあって、老人の恋空とか世界の中心で愛を叫ぶとかエバンゲリオンなのかもしれませんが。私はこの手の本は全く読んだことがなかったので割と新鮮でした。


        でこういう老人の資産とかを食ってカルトが暴走していく話とかだったら笑う?スティーブンキングみたいな?
        海外にもありそうだけどこういうの。財産を寄付したとかしないとか、土地をゆずったとかゆずらないとか、モメたりなんとか。もう半分ボケているのでそれも葛藤、みたいな。
        で地縛霊や幽霊になって復讐するとかなんとか。
        漫画にしたらウケそうと思いました。老人漫画。で、大規模な摘発があってオチみたいな、警察啓蒙漫画にするとかいろいろ手はある。か?
        そういう不謹慎なことを考えるくらい、この小説はネタが盛りだくさんでした。その辺、隠れキシリタンとかまじめにかいているのかギャグで書いているのかいまいち判別がつきません。
        歴史の一部になってしまっているものを日常に結びつける手腕はけっこうすごいのではないでしょうか。
         

        これは悪徳商法に騙された人とかなんとか被害にあった人のヒーリングの会とかで感想文書いてそう。

        学生にはハードルが高すぎです。

         

        | novel00 | 日本文学史 | 23:40 | comments(0) | - | - |