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    2014.05.21 Wednesday
    バッド・モンキーズ
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      バッド・モンキーズ
      バッド・モンキーズ マット ラフ Matt Ruff

      文藝春秋 2009-10
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      現代社会のアイデンティティの不安が、アメコミテイストで味わえます。


      バッドモンキーは日本でいうと関東連合みたいな闇組織らしいです。関東連合は実在するらしいですが。

      貧乏な一家の誘拐された弟、生き残った姉、ともに、謎組織に吸収されていきます。主人公の姉の女の子が学校の用務員を追いかけていくと、知らないうちに暗殺組織バットモンキーにスカウトされることになります。

      日本の都市伝説だと「マクドナルドの肉にはミミズが入ってる」とかですが、アメリカだと死後に死体を冷凍保存するサービスを提供してる会社があるとか、田舎のモーテルにとまるとテキサスチェーンソーにあうとか。そういう都市伝説がリミックスされています。

      アメリカはFBIとCIAとか、教会も多数の傍流があるし、あとはカルトサークルとかそういうのが乱立しています。それから、アメリカだと牛乳パックに「この子を探してください」とかいう人探しのチラシが付いているらしくて、そういう誘拐とかがけっこう野放しらしいです。
      アルカイダがネットワークなのか、アメリカがネットワークなのか、そんなネットワークはなくてケータイやフェイスブックで個人同士が連絡を取るだけなのか、みたいな911以降のコミュニティの不安なんかをよく捉えています。
      10代のドロップアウトの女子高生なので状況把握ができないという、小説でいう信頼できない語り手の手法が使われて読者を幻惑します。戦闘シーンとか、映像にするとマトリクスみたいになっています。LSDをやると時空をゆがめることができる微妙な超能力とか、よくわからないものもでてきます。

      姉さん事件です。
      「どうしてケータリング屋なのかな?対諜報組織の名前としては妙だな」
      「爆弾製造」の棚の前へ行き
      「何か好みの本が見つかったかな?」
      「遵法善良出版社ってのはなんかのジョークなのかな?」
      あたしは「愛国者のクックブック」をかざしていった。
      「これはジョークだよね?」
      | novel00 | 海外はやりもの | 23:30 | comments(0) | - | - |
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