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このサイトに興味を持っていただいた方には、こちらが本家のページです。貧困女子とか、いろいろあります。http://ninjaid2000.hatenablog.com/
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2016.08.26 Friday
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    2013.12.02 Monday
    現代口語狂室―ロラン・バルト風味
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      現代口語狂室―ロラン・バルト風味
      現代口語狂室―ロラン・バルト風味 渡部 直己

      河出書房新社 1984-12
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      日本で特徴のある人のしゃべりを、批評家が分析しつつまねしまくっている本で、かっこいいです。2chのコピペも真っ青です。ああいうの好きな人にはたまらないと思います。

      例:矢沢栄吉

      「ワーとやってグレート、グレート、ハッピーになって、あとはフツーのしあわせな気分でワインを飲んでる、オレは、自分が人間だと思いたい」。
      「でもね、でもね、アメリカ、いいところばかりじゃない、ちょっとアメリカにかぶれてグレート、グレートっていうのはウソです、人間平等です。何がいいたいかっていうと、アメリカにもシットな部分、クソな部分たくさんあります。いやというほどみました」。

      目次を抜粋すると、
      田中角栄=挑発する権力の裸体
      戸塚宏=海洋教祖の挑戦BY矢沢栄吉
      中畑清=バットをふる「即時」存在
      BY丸谷才一
      西川ノリオ
      三浦和義=権利としてのウソと盗作
      とか。


      履歴書がのってて、子供のころ百人一首や天声人語を諳んじて、脳検査にいって神童バッジをもらったとかいてあります。おめでとうございます。
      「反響いいですね、悪口ばかりで。悪口、健康にいいみたいですよ。誰かさんを意識しすぎとか。アホかと思う。意識、サイコー」。

      英語圏でいうとブッシュやオバマの物まねはあるのでしょうか、多くの出自を持つ国民たちの、英語のナマリが多いのでタブーなのでしょうか。日本は物まねはイマイチ流行らなくなりましたか。

      古館のインタビューが引用されています。
      「いま、スタジオボイスのスタッフがどうどうと入場してまいりました。おうっと、すでに手に狂気を携えております。まさしく現代科学の粋を集めた、カメラという凶器でわたくしを照射しにまいりました。
      かわってこちら、いま、もっとも過激な男女の集いといわれる、学生追い出しコンパの実況中継です。おっまだ20歳前の男性と女性が何やら耳打ちをしております。さあ、このまま明るい男女交際から、いっきに意表をついて寝技に持ち込みたいところです」。
      で、彼がパクリをすると、こうなります。
      「実際古館を聴くことは、倒錯した愛をむさぼることとよく似ている。慣れ合いすぎた肌からふと身をそらし、ほの暗いベットランプの鎖を見つめる一瞬の、あの途方もない逸脱の予感。
      いつものように軽く片膝を立てた大腿の付け根をそよがせ、小豆色の乳首をこわばらせながら目を閉じ、いつもの訪れを待つ女をみやりながら、いつものようには果てがたいと思いなす一瞬の、何か途方もない逸脱の予感とあまりに酷似しているのだ」

      そういうトークの鬼才を、物書きの鬼才がパクる、という企画というか。才能、素晴らしいです。

      最近では高橋源一郎が、危険すぎる俺の黒ニットとか、オラオラ系のファッション雑誌にハマっているとか、そういうジャンルでしょうか。

      独自の語りをする人が有名人ではいなくなったのでしょうか。
      AKB48とかもこういうおもしろいキャラがいればいいのに、と思いますが。してみると、昔の人が独自の語りを持っている原因は何なんだろう。


      読書感想文は、上に載っている人物像を、検索して見つけて、それを文体模写してまとめるとか、ハードル高そうな感じです。で、国語にそんな小手先の技術はいりませんとか書かれたりして踏んだり蹴ったり。いや言語学とか詩学とか音声学とかからの分析とかを入れれば?疎いのでよくわかりませんが。キミも神童バッジをもらおう。

       

      | novel00 | ポエム | 22:20 | comments(0) | - | - |
      2013.10.30 Wednesday
      ペイパーバック・ライター
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        ペイパーバック・ライター
        ペイパーバック・ライター ウィリアム ロード William Rhode

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        インド。いってみたいですね。それもホームレスに小銭を喜捨などをして人生について深く考えてみたい、とかいう崇高なタイプじゃなくて、ハッパすってガンジャ宿などに入り浸りたーい。そして廃人になりたい。というボンクラな方面はこんなんで疑似体験してみるといいかもしれません。何かのエージェントになって帰って来たりとか。

        主人公の白人さんの、資産家の父親が死んで、遺書に、俺の往年をかいてベストセラーにしないかぎり、お前みたいなボンクラには遺産やらねーよ、俺は書物の中で永遠の命が欲しい、と書いてあります。

        そこで、自分の入り浸っていたインドの聖地(ヤク中の白人がたむろするところ)を書いてベストセラーします。

        小説自体は、そんなに面白くないので、むしろ正体不明のノンフィクショションとしたほうがいいのか、落合信彦とかが書いている冒険モノです。

        バックパッカーと現地の人が入り乱れてハッパを吸い、廃人なので各種の情報をチクリあったりして雰囲気は微妙です。

        が、現地にはそれなりにカネもおちるので、放置されている模様です。

        こうしたものが、ド派手な表紙でバーンと翻訳されているということは、ゴヤとかに行って外人バックパッカーとインド人と秘密情報とか仕入れてくると何か良いことがあるんですよ。知らんけど。

        書いた人は経済ジャーナリストらしいです。

        経済ジャーナリズムと、インドのガンジャにどういうつながりがあるのか、わからないですが。


        >読書感想文。

        何でボンクラはインドに行きたがるの?

        白人ボンクラを受け入れて外貨を稼げばいいのに。

        俺のドキュメンタリーをかかないと遺産をやらないといわれたら、どこへ侵入ルポしたらいいんですか?トヨタ工場とか?←これで5枚くらいは埋まりそう。

        遺産をアテにしないで働きましょうって赤ペンで書いて返されるかもしれないけど。

        | novel00 | 海外ミステリ | 22:30 | comments(0) | - | - |
        2013.10.24 Thursday
        長距離走者の孤独
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          長距離走者の孤独 (新潮文庫)
          長距離走者の孤独 (新潮文庫) アラン シリトー Alan Sillitoe

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          退屈なのもふくめて文学体験だと思います。映画ショーシャンクの空にとかが好きな人は、いや全然違うか。

          模範囚としてマラソン大会にでろ、といわれる囚人が主人公です。

          看守のクズは賭けをやっていて、俺が勝ってしまうと小金を稼ぐし、仲間に、看守の教育者としての徳、みたいなものも見せつけられる、腹だたしい状況です。

          だからといって拒否しても、出獄が延びたり、ロクなことがないので、いかにイカサマとバレずに負けるか、みたいなことを必至で考えます。

          これがまた、囚人のどうしようもない身分で、そういう思索を練ってる主人公の思考過程が哀れで、いたたまれません。

          文学は役に立ちません。007の小説化がないのと似ているか、似ていないか。

          文学の終りっぽさをかんじてしまったけど、べつにそういう小説ではなさそうか。

          文学というとシェイクスピアのイメージのあるイギリス、希望なんて甘い砂糖菓子は混入しません。

          移民のテロリストとかの、ギリギリまでよき市民の顔をしている、というのと似ているといったら、どうか、違うか。

          いくら007のジェイムス・ボンドを擁する、監視先進国のイギリスでも、今の監視技術は、ここまでは読めません、

          野球や相撲の賭博の現場を押えることはできても、1人1人が脳内でイカサマをしていた場合は、分からない。

          これで感想文とかかかされたらザ・総括というか、人生の反省文というか、何かの陰謀かと思うだろうか。イギリスのボーディングスクールとかが、そんなんだったりして。

          各国でロクでもない状況をあつめた小説とかを競う。

          私はイギリス文学全集で読みました。

          三色ボールペンだと、ブラック企業の研修みたいになります。

          ブックギフトにするには、相手の状況をよく考えた方が良さそうです、どういうシチュエーションか。

          窓際族、減点主義の銀行とか官僚とか。

          能力を発揮できなくて腐っている人に、何の励みにもなりません。

          | novel00 | 海外古典 | 22:27 | comments(0) | - | - |
          2013.10.22 Tuesday
          優しいサヨクのための嬉遊曲
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            優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
            優しいサヨクのための嬉遊曲 (新潮文庫)
            新潮社 2001-07
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            おすすめ平均 star
            star著者曰く「青春小説を装ったポルノ小説」
            star青春のあるべき姿
            starまさに「先駆けた」小説

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            学生運動をメルヘンチックにかいていてよくわからない。

            他のゲバルト棒を振り回す学生運動もの、69(村上龍)とか、宮崎学、狐目の男とは全然違います。

            ソフトポルノになってしまっていて、運動に飽きてエロに傾倒していき、チカンをやったり、男娼になったり、少女とつきあったり。


            恒例のデビュー作ということで、文章のうまさと批評性をPRするものになっています。

            が、批評性の部分がよくわかりません。

            今から見ると学生たちが学生運動をしているうえに変態ぞろいで弱り目に祟り目です。


            学生運動の本質や当時の気分などが、後世の私たちには良くわからないので、この本が現在どのように読まれているかはよくわかりません。

            私は島田先生のネタだと思ったのですが、アマゾン感想ランだとストレートにヒネリなしで男性陣にウケているので衝撃です。ロリコンを描くと、ナボコフのロリータとか、カリスマになります。内省とか自己批判が文学と相性ヨシか。

            してみるとこれは少女趣味×ポルノという相対する正反対の視点の融合なのか?川端康成のようなものでしょうか。何かリボンの大きなお友達っていう感じでした。

            サヨクとはなんだったのかとか、全共闘の軌跡みたいな、学生運動のルポとは全然違います。追い求めた理想は何だったのか、とか、そういうのではありません。

            少女漫画化するとか、下妻物語みたいなノリで、ピンクハウスとか蜷川実花とかで映画化しそうか、しないか。

            | novel00 | ポストモダン | 22:47 | comments(0) | - | - |
            2013.10.10 Thursday
            NOVA 1
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              NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション)
              NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫 お 20-1 書き下ろし日本SFコレクション) 伊藤 計劃 円城 塔 北野 勇作 小林 泰三 斉藤 直子 田中 哲弥 田中 啓文 飛 浩隆 藤田 雅矢 牧野 修 山本 弘 大森 望

              河出書房新社 2009-12-04
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              日本のSF最前線のシリーズです。載っている作風の幅が広いので、1が駄目でも2とか、9とか、資金が惜しければ、図書館でチャレンジするとお気に入りのSF作家がみつかります。当たり確率は微妙ですが、1人あてれば、しめたものです。お気に入りの作家が、芋づる式に探せます。

              とりあえず1は、シューレティンガーの猫をSFにするとか、コンピューターの上書きみたいに現実を上書きしていくSFとか。

              敵と戦っていて、3分の1の確率で当たるが3分の2はハズれるとかで現実が分岐していってしまう、とか。

              映画化とかを絶対目論んでないというか、映像化不可能、これこそSF小説の秘境でしょうか。文体とSFの融合体です。純文学で賞を取った人も入っています。 

              上書きされて瞬間が消えてしまうとか、コンピューターのアナロジーみたいなものが文体にリミックスされているとか、そういうSF体験が好きな人に良さそうです。

              サイエンス・フィクションというより、すこし・ふしぎのSFです。科学が常人の理解できる範疇を超えてしまい、今時ハード・フィクションなんかないと思いますが。

               

              | novel00 | 日本SF | 22:54 | comments(0) | - | - |
              2013.09.30 Monday
              蠅の王
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                蠅の王 (新潮文庫)
                蠅の王 (新潮文庫) ウィリアム・ゴールディング William Golding

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                当時のイギリスでは子どもが純粋な存在として見られていたとか、背景がわからないのであまりピンときません。

                イギリスの島に飛行機が不時着して子供だけが残されて、漁火を炊いて、助けを待とうと言いますが、途中から集団で狂っていきます。

                豚を狩れ、血を流せと叫び、狩りを統率してるグループが暴走して仲間の子供を殺してしまったりとか。

                狩りで捕まえた豚の食べ残しにたかった蠅が、夢に出てきて、あんまりオイタしてるとひどい目にあわすぞ、という妄想が混じります。

                荒れてく描写は控えめでむしろほほえましいです。

                地獄の黙示録とかバトルロイヤルとか見てると、タルいというか、無駄に長いです。

                子供たちの無邪気な性質とか、島の豊かな自然の描写が長いです。

                ベトナムやホラー映画のような凄惨な殺し合いではなく、訓練されていない子供たちに自然発生する殺戮やトラブルです。

                人の本性は悪なのか。ヨーロッパは長い宗教戦争とか十字軍とか凄惨な歴史を経ています。

                だから人間=悪という概念が存在するのかもしれません。

                キリスト教は、全ての人には原罪がある、だから苦しむという宗教のようです。

                助けに来た海軍兵士が、イギリス少年だったら、もう少しうまくやれそうなもんだけどね、などと喝を入れます。

                海洋帝国イギリスです。教育的指導の臭いというか、イギリスの教室の後ろの本棚においてありそうな感じ。

                その辺が、階級社会や植民地支配とかの狡猾さとセットになっているというか。

                不時着した南の島は食べ物もとれるし、のんびり暮らせば良いし、実際お前が攻める前には平和だったろうよ、と言いたい被植民地民はいそう。

                でも、アフリカの奴隷海岸では、原住民が他の部族の原住民を売っていたらしいので、そういうこともあるのかもしれません。

                | novel00 | 海外古典 | 23:55 | comments(0) | - | - |
                2013.08.01 Thursday
                9・11 変容する戦争
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                  9・11 変容する戦争 (コレクション 戦争×文学)
                  9・11 変容する戦争 (コレクション 戦争×文学) リービ 英雄 日野 啓三 米原 万里 岡田 利規 小田 実 楠見 朋彦 平野 啓一郎 重松 清 辺見 庸 島田 雅彦 笙野 頼子 シリン・ネザマフィ 小林 紀晴 宮内 勝典 池澤 夏樹

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                  ほとんど身の回りになくなったと思いきや、以外と身近にあるような911以降の戦争について扱います。

                  ニュース報道で911に興味をもっていた人のフォローに最適です。

                  情報不足で、逆に、報道の洪水で、深く考える余地のなかった人たちへ。

                  もしくは、メディアの情報はコントロールされていて退屈だと思う向きなどに、こういうアンソロジーは新鮮なビジョンかもしれません。

                  911追悼とか、アラブのツイター革命とか、世界的流れを確認するのにいいかもしれません。

                  911以外だと、
                  ボスニア紛争とか、
                  オウムの地下鉄サリン事件、
                  反戦運動、
                  日本の難民問題、
                  フセイン時代のイラク潜入記、
                  地雷で足を亡くした人とか、
                  放火魔というのもあります。


                  書いている人が反戦を訴えているのか、戦争が好きで書いているのか区別がつかないところがカオスです。

                  戦争文学というと戦中派という感じがしますが、あとベトナム戦争とか。このシリーズを見ると、テーマを現代に移して書いている人は書いているようです。

                  戦争×文学(全15巻)の、他のシリーズと比べると、911以降、戦争の質が本当に変容していることがよくわかります。

                  人類はまだ911以降をうまくとらえきれていませんが、小説というのはその辺、自由に切り込めて良さそうですが。

                  しかし今感想文をかく世代は、911なんて生まれる前の事件でよくわからないかもしれないので、これは没か。

                  ここには画一化されたニュースだけではわからない1人1人の911についての把握、感覚が書いてあり、911でわかったのは人ひとりの妄想が世界貿易センタービルを吹っ飛ばすことがあるという、以下省略(よくわかりません、適当です)。

                  | novel00 | 戦争文学 | 22:40 | comments(0) | - | - |
                  2013.07.28 Sunday
                  イマジネーションの戦争
                  0
                    イマジネーションの戦争 (コレクション 戦争×文学)
                    イマジネーションの戦争 (コレクション 戦争×文学) 星野 智幸 伊藤 計劃 青来 有一 三崎 亜記 赤川 次郎 小松 左京 泉鏡 花 内田 百間 モブ・ノリオ 高橋 新吉 宮沢 賢治 小島 信夫 秋山 瑞人 星 新一 稲垣 足穂 筒井 康隆 安部 公房 山本 弘 田中 慎弥 芥川 龍之介

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                    シュミレーション=妄想。

                    みんな妄想しすぎです。

                    日本のファシズムのシュミレーションとか、興味深い。

                    現代の戦争は、管理と衝動の衝突か。

                    反乱を事前に取り締まる、コントロールされた民主化運動など、21世紀の戦争は分かりやすい戦争の形を取るとは限りません。

                    15冊ほどある、集英社の戦争シリーズのトリを飾るのは、未来におこりえる戦争のシュミレーションです。

                    どれも状況設定がカオスですごいです。

                    ファシズム下の日本で少年少女たちのセックスがコントロールされているとか、

                    平和が行き過ぎ、戦争のセの字でも口に出すと公開処刑されるとか、

                    セのつく4文字というので、セックスかと思ったらセンソウだったという、星新一のユーモアです。

                    ルワンダの大虐殺で、国連軍のマインドコントロールをうけた少年たちが住人を皆殺しにする、才能を惜しまれながら夭折した伊藤計劃のインディッファレンスエンジンなど、

                    これが入っている短編などをいちいち買い集めるとそれ以上かかりそうなくらい、盛り沢山で、3800円出しても元が取れそうです。

                    芥川龍之介の桃太郎や宮沢賢治まで載っていて、アジアに進出していた戦前の戦争批判のあり方が伺えるなど、裾野は広いです。

                    芥川龍之介が、戦前の時点で、桃太郎も鬼が島から見たら暴力男ですよ、という批判を出していたという、この本もそういう未来への慧眼になるか。

                    現代絵画で戦争をテーマにしたものが口絵に入っているのもシュールです。

                     

                    読書感想文は、恒例の戦争もの。戦争はいけません。

                    最初の1ページと最後の1ページだけ読んで、残りの部分は戦争体験のあるおじいちゃんに聞くみたいな戦法がありそうですが。

                    感想文には自分の身の回りの体験などに引き付けて書いてあると、よくできました、みたいにあるシステムがありそうななさそうな。

                    しかしこれは未来シュミレーションなので、おじいちゃんに聞いても意味がないのでした。トホホ。

                    でも、そんな未来にしないために僕たちがしっかり勉強していきたいです、とか何とか書いておけばコンクールに選ばれて面倒くさいかもしれない。

                     

                    | novel00 | 戦争文学 | 21:36 | comments(0) | - | - |